滑ったり転んだり

生じた疑問などについて考えて日常生活を豊かにすることを目指します

ヒトラーのカリスマ性

ヒトラーユダヤ人の大量虐殺によって悪役を一躍買っているのですがヒトラーから学べる事もたくさんあります。ユダヤ人の大量虐殺の傍らヒトラーはカリスマ性を持ち合わせていてドイツの産業を30年分早めたともいわれています。第一次大戦で敗戦をしてぼろぼろになったドイツとドイツ国民を駆り立てた手腕の持ち主です。今回はヒトラーの得意としていた演説について追求していきます。そしていつか演説する機会があれば生かしてみようと思います。

 

さてさてヒトラーの代名詞である演説の特徴について書いていきます。ヒトラーの著書「我が闘争」ではヒトラーが演説の際に気を付けていた事が3つあると書かれています。

 

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  1. 抑揚をつけて話す
  • 最初、聴衆が自分の話を聞くまでは沈黙を続ける。
聴衆が聞く姿勢を持つまでは聴衆をじらしてでも壇上で沈黙を続けることで、自分の言葉がストレートに相手の気持ちを動かすとヒトラーは考えていた。
  • 極端な抑揚

すごく柔らかく、ゆっくりとした口調で話し始めたかと思うと、後半の大切な部分は聴衆をあおるように徐々に勢いを付けて話す。

 

論理的な口調→穏やかな口調

感情に訴えかける→激しい口調

 

2、ポイントを絞って話す

 

話を始めるまえに何を相手に伝えたいのか自分の中で整理しておくと相手がもうわかったからと感じるギリギリのところまで繰り返し伝えることで相手の潜在意識に自分の伝えたいのとの内容が刷り込まれる。

 

3、聴衆を大げさに褒める

 

必ず相手を一度落としてから持ち上げる方法をとっている。人間一度落とされると無意識にへこみます。しかしそこで落とした以上に持ち上げることで無意識にその人の話に陶酔する。

 

他にも夕方に演説をしたり場所を選んだりと何か大事なことを成し遂げるには細かいところまでぬかりがありません。

 

~感想~

 

一見ヒトラーはめちゃくちゃなことを言っていて世間からも悪役扱いです。私もヒトラーが言っていた人種差別発言はどうかと思うのですが国民を動かした背景では緻密に研究されて計算されていていろいろ参考になると思いました。

 

私も大事な場面には惜しみない予習と計画を立てて臨もうと思いました。それでは!(^^)!